導入施設様の声

大和ハウスライフサポート株式会社もみの樹・杉並生活サービスグループ
マネージャー 鈴木 洋子 様

「楽しかった」「また来て欲しい」という声が多く、継続利用を決めました。

Leafの音楽療法を導入したきっかけを教えてください。

当時のレクリエーションは施設内での歌唱活動、ボランティアによる音楽レクリエーションなどにとどまっており、サークル活動としてしっかり取り組めるコンテンツを模索していました。
そのタイミングでLeafさんのトライアルセッションを実施したところ、ご入居者様が大変楽しみながら参加されている様子や「楽しかった」「また来て欲しい」などの感想が多かったので、継続的な導入を決めました。

導入後、3年が経過しますが、参加者様の様子はいかがですか?

まず、他のレクリエーションに比べて音楽療法への参加率が非常に高いです。
ご参加の皆様が毎回楽しんで活動されています。特に記憶想起を促すコミュニケーションからの歌唱など、当時の想い出を懐かしみながら穏やかな表情に変化するのが印象的です。そして週に1度の音楽療法の時間が日常生活の一部になっているので、心身ともに安心されて毎回の活動に取り組まれています。

セッションを担当している音楽療法士の特徴はどんなところだと思いますか?

とにかくお一人お一人との関わりを大事にしてくれていると感じています。
セッション中はもちろん、セッション前後の関わりもしっかりと持っていただいています。
声かけが非常に優しくて丁寧なので皆様も心地いいのだと思います。音楽療法士さんのファンがいっぱいいますよ!

音楽療法の魅力はなんですか?

元気になる、笑顔になる、楽しい気持ちになれる活動だと思います。
また、レクリエーションの中でもみんなで一つの活動に取り組めることが少ない中、音楽療法ではフロアも関係なく一同に会して参加することができ、同年代を過ごしてこられた皆様にとっては参加者の皆様同士で共感する所も多く良いコミュニティに繋がっています。

アースサポート株式会社 アースサポート北浦和
生活相談員 野崎 佳代 様

充足率の向上にも寄与しています。

Leafの音楽療法を導入したきっかけを教えてください。

今から2年程前はリハビリをメインにした1日2交代の半日デイサービスの存在が知られていなく、新規のお客様獲得に苦労していました。充足率増加に繋げるために、事業所スタッフ全員でミーティングを幾度となく重ねました。そんな中で東京都内の他事業所(同グループ)がLeafさんの音楽療法をテコ入れイベントの一環導入した結果、充足率の向上に繋がったという事例を聞き、すぐにこちらの事業所でトライアルセッションを実施しました。その結果、お客様も大変喜んで参加され、ケアマネージャーの皆さんの反応も上々でしたので、継続的な導入を決定しました。

セッション中の皆様の様子や表情はいかがですか?

比較的ADLが高いお客様が多いため、幼稚すぎないプログラムにしていただくようお願いしています。好みを把握し、リクエストなどにも対応していただける事が皆様の興味をひき積極的に参加して楽しんでいる様子が印象的です。セッション終了後20~30分は、セッションで出た話題や曲目についてお客様同士でのコミュニケーションが自然に多くなっている様子がよく見られます。

音楽療法の魅力を教えてください。

さまざまな環境で生活をされている皆様が集まって唄ったり、身体を動かしたり、会話を楽しんだり出来ることが素晴らしいと思います。先日、初参加された数名の方々が、プログラム最後のふるさとの歌唱では涙を流しておられ、初参加にも関わらず感情の表出がなされたことに驚いたのと同時に音楽の持つ力を感じた一場面でした。

実施回数を月2回から4回に増やされた理由を教えてください。

導入当初は火曜日、木曜日でしたが、音楽療法に出席を希望されるお客様が次第に増え定員に至りました。その結果、充足率の比較的低い他曜日にも音楽療法を実施し、充足率の向上を図るために実施回数を増やしました。

今後、音楽療法をどのように活かしいきたいですか?

施設スタッフも共に、良いセッションを造っていきたいと思います。色々な特色を持ったお客様のご要望に応え、マンネリ化しないように続けていきたいです。新たな試みとして何かご家族に向けた活動の発表会などができれば嬉しいですね。

社会福祉法人フロンティア 特別養護老人ホーム 養浩荘
副施設長 五十嵐 裕二 様

活気が生まれ、生活のリズムが整っています。

Leafの音楽療法を導入したきっかけを教えてください。

施設での質の高い音楽の活動を入れたかったからです。
ボランティアさんに来て頂くこともありますが、クオリティが低かったり、すぐにお休みされたり、また内容に不満があっても、無償で来て頂いている場合、こちらからは言いにくいときもあります。
対価を支払うプロのサービスでは、お互い仕事として向き合えるので、そういったことが解消されるのは大きいです。
こちらの要望もきちんと伝えることが出来、音楽療法士さんもそれに応えてくれています。

養浩荘様では3年前から音楽療法を導入されていますが、ご入居者様の様子はいかがでしょうか?

ご入居者様は、普段は違うフロアで生活されています。音楽療法セッションのときは、1Fのフロアに一同に会するため、いつもとは違う環境で、他のフロアの方同士の触れ合いや、外部から来られる音楽療法士さんとの触れ合いが刺激となり、心身の活性化になっています。

新しい刺激となっているなっていることはとても嬉しく感じます。
セッション中の皆様の反応はいかがですか?

珍しい楽器を使うことに興味を示され、積極的な参加意欲を発揮されていますね。
また、日中眠ることが多い方でも、活動に参加されることで活気が生まれ、生活のリズムが整っています。自発的に参加される方が多く、ご自身のペースで楽しまれていることも印象的です。
音楽療法士の方は、四季折々の歌を持って来られるので、見当識(※注:現在の年月や時刻、自分がどこに居るかなど基本的な状況 把握のこと。)の向上にも役立ちますし、外出機会の少ない生活に季節の色合いを感じることが出来て、「もう12月だね」「昔のこの時期は忙しくて休む暇もなかったよ」など、昔のことを思い出して他の方とのお話も弾んでいるようです。

セッションの後にもそのご様子は続きますか?

続きます。生活フロアに戻られても、セッションで歌った曲を皆で唄われたり、感想を談笑しながら述べておられたり。
また、セッション後は水分摂取や食事量が増加し、口の開きがよくなることから、食事時のむせ込み等が少なくなったように思います。誤嚥(ごえん)防止としても有効だと思います。

これからの音楽療法セッションに、どんなことを期待されていますか?

特に認知症の方へのアプローチをさらに深めていければと思っています。
加齢や機能の低下により、楽しめることが少なくなったご入居者さまも、音楽を味わい、喜ばれていますので、それは今後とも継続して頂きたい。
また、Leafさんのサービスは職員にもご家族にも評判が良いので、今後は音楽療法セッションの回数を増やす検討をしています。